Nominate

ノミネート作品

『どこかの日常』4人のスピーカーとオペレーターのための

パフォーマンス

大久保 雅基(作者/代表者)

情報科学芸術大学院大学

審査員・評価員コメント

Tesla や Uber、Amazon に Google など、IT 分野の代表的な企業の多くは、「移動・宅配」という非常に複雑な行為をも機械によって自動化させようと試みている。そして、世の中の多くの仕事を、人間の変わりにロボットが担う社会が始まろうとしている。ロボ化があらゆるジャンルで起こるなかで「機械がやること」と「人間がやること」の変化は表現の世界においても大きなテーマであろう。

本作は電子音楽という、機械によって制御され機械によって奏でられるジャンルに、新しい「乱数」として人間を利用する世の中とは逆向きのアプローチをしている。機械が苦手なファジーな領域を人間に担当させる方法は、音楽にかぎらず、他の分野でもこれから重要な意味をもってくるのかもしれない。

評価員・萩原 俊矢