29th
CAMPUS
GENIUS
CONTEST

第29回学生CGコンテスト

オンライン作品展

2024.03.29 - 2024.07

作品展サイトへ

  • 主催

    主催:CGARTS
  • 特別協力

    特別協力:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
    • 協賛

      協賛:アクセンチュア株式会社 協賛:京楽ピクチャーズ. 株式会社 協賛:株式会社サイバーエージェント 協賛:新千歳空港国際アニメーション映画祭 協賛:株式会社スプリングフィールド 協賛:株式会社Too 協賛:株式会社ワコム

開催概要OUTLINE

学生CGコンテスト(Campus Genius Contest:CGC)は、

1995年に学生によるコンピュータ・グラフィックス作品を顕彰するためにスタートしました。

2011年からは、時代の変化や作品の多様化に伴い

コンテスト名の「CG」の意味を「Campus Genius」に変えました。

第29回目となる今回も、時代に対応しながら

新しい創造的な才能を見出し、社会につなげてまいります。

29回は、新しく3つの部門をつくりました。

「アート&ニューメディア部門」「映像&アニメーション部門」「ゲーム&インタラクション部門」

賞としても、今後の活躍への期待を込めて贈られる「奨励賞」を新設しました。

今回の作品募集においても、メディアアート、アニメーション、映像作品、ゲーム、パフォーマンス、インタラクティブコンテンツ、現代アート等、

ジャンルは一切不問、作品のテーマも自由です。

テクノロジーを駆使した作品はもちろんのこと、

テクノロジーに批評的な視点を持った作品、

これまでの定義では評価し難い挑戦的な作品も歓迎しています。

3つの部門の審査員により、多角的な視点で新しい才能を見い出します。

学生による多くの作品の応募をお待ちしています。

審査員JURY MEMBERS

アート&ニューメディア部門

加藤 育子

加藤 育子Kato Ikuko

スパイラル キュレーター
東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了後、スパイラル/株式会社ワコールアートセンター入社。ギャラリー担当ならびに同チーフ等を経て、現在アート事業課 課長・キュレーター。現代美術を中心とする展覧会の企画制作業務をベースに、館内の新規プログラム開発なども担当。担当した主な展覧会に「小金沢健人展『煙のゆくえ』」(2016年)、「Rhizomatiks 10」(2017年)、Ascending Art Annualシリーズ「すがたかたちー『らしさ』とわたしの想像力」(2017年)、「まつり、まつる」(2018年)、「うたう命、うねる心」(2019年)など。
滝戸 ドリタ

滝戸 ドリタDorita

アーティスト/ディレクター/デザイナー
それぞれの異なる機能や感覚を組み合わせ、テクノロジーを並走させることで思考の入口を作り、従来の感覚がずれるような体験を創出、またはヒトと生物の新しい関係を築くことを目指す。近年は人工筋肉を植物に装着しロボティクスと生物と植物の進化を問う作品を制作、またウナギのレプトセファルスのロボットとヒトが泳ぐ絶滅危惧について考える映像を国際クルーズターミナルで上映中。現在、東京大学大学院にて研究と表現の間を模索している。
永田 康祐

永田 康祐Nagata Kosuke

アーティスト
1990年愛知県生まれ。社会制度やメディア技術、知覚システムといった人間が物事を認識する基礎となっている要素に着目し、あるものを他のものから区別するプロセスに伴う曖昧さについてあつかった作品を制作している。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019:情の時代」(愛知県美術館、2019)、「オープンスペース2018:イン・トランジション」(NTTインターコミュニケーションセンター、2018)、「第10回恵比寿映像祭:インヴィジブル」(東京都写真美術館、2018)などがある。また、主なテキストとして「Photoshop以降の写真作品:「写真装置」のソフトウェアについて」(「インスタグラムと現代視覚文化論」所収、2018)など。
港 千尋

港 千尋Minato Chihiro

写真家/多摩美術大学情報デザイン学科教授
イメージの発生と記憶などをテーマに制作、著述、キュレーションと広範な活動をつづけている。ヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2016芸術監督などを歴任。写真集に『掌の縄文』(羽鳥書店)、著書に『革命のつくり方』(インスクリプト)『インフラグラム』(講談社選書メチエ)など多数。『風景論ー変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社)で2019年度日本写真協会賞受賞。最新刊に『写真論』(中央公論新社 2022年)『武満徹、世界の・札幌の』(共著 インスクリプト 2022年)など。写真集の近刊に『Across The Waters』(ABI+ P3パブリッシング 2022年)などがある。

映像&アニメーション部門

井上 喜一郎

井上 喜一郎Inoue Kiichiro

株式会社バンダイナムコフィルムワークス IP制作本部 デピュティゼネラルマネージャー
1975年千葉県生まれ。1998年(株)サンライズへCGデザイナーとして新卒入社。多数の作品に携わりCGディレクターを経てCGプロデューサーへ。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『アイカツ!シリーズ』『コードギアス 復活のルルーシュ』『バトルスピリッツ シリーズ』『Tiger&Bunny2』など年間10タイトルほどの様々なCG制作を担当。2017年より制作プロデューサーとして、主にフルCG作品『映画 くまのがっこう』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VR映像』『SDガンダムワールド 三国創傑伝』『SDガンダムワールド ヒーローズ』や、新規オリジナルIP「Artiswitch(アーティスウィッチ)」の企画制作に携わる。2022年より社内制作部全体のDGMとして、CGデジタルを中心にマネジメントを担当。映像ディレクションや制作マネジメントの経験、新技術の知見を強みに、アニメ制作方法を進化させるべく邁進中。
笹原 晋也

笹原 晋也Sasahara Shinya

株式会社アニマ 代表取締役
1973年石川県生まれ。ゲーム開発会社数社でCGアーティストとして作品制作に携わった後、2003年に株式会社アニマの代表取締役に就任。数字に重きを置くマネジメントにこだわりながらも、ゲームなどのインタラクティブな分野の拡大にも注力している。3DCGアニメーションの制作を得意とする一方、2021年1月に新たにゲーム内のリアルタイムムービー制作を専門に行うCutscene部門を立ち上げ、2022年10月には㈱バンダイナムコフィルムワークスから資本参加を受け入れた。常に、世界に通用するフルCGアニメーション制作を目標としている。
村上 寛光

村上 寛光Murakami Hiromitsu

アニメーションディレクター/プロデューサー/株式会社フリッカ代表/神奈川工科大学情報学部情報メディア学科准教授
1975年横浜生まれ。アニメーションディレクター、プロデューサー。東京工芸大学芸術学部映像学科卒。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(英国)アニメーションコース修士課程修了。2018年株式会社フリッカを設立。アニメーション制作や商業施設のデザイン、上映やワークショップなどのイベント企画、大学や専門学校での非常勤講師など多岐に渡る活動を行う。日本アニメーション協会会員。第3回学生CGコンテスト静止画部門入選、第5回学生CGコンテスト インタラクティブ部門最優秀賞受賞。
山本 健介

山本 健介Yamamoto Kensuke

有限会社オレンジ VFXディレクター/東京工芸大学芸術学部アニメーション学科教授
ゲーム会社設立と同業界でのCG制作を経て、VFXスタジオモーターライズに参加、樋口真嗣監督作に多数参加する。2015年の実写版「進撃の巨人 前後編」を最後に足場を変え、現在は有限会社オレンジにてアニメCGの中でのVFXを担当。最新作は「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD(錦織博氏との共同監督)」他、「TRIGUN STAMPEDE(VFX)」「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>(VFX)」「宝石の国(VFX)」「BEASTARS(VFX)」「Mr.AFFECTiON(監督)」など。

ゲーム&インタラクション部門

鹿野 護

鹿野 護Kano Mamoru

東北芸術工科大学 映像学科 教授/ワウ株式会社 顧問
東北芸術工科大学卒。ソフトウェア開発とコンピューターグラフィックスを統合した表現に取り組み、コマーシャル映像からインスタレーション、ソフトウェア開発まで様々な分野のビジュアルデザインを手がける。これまで国内外の展示会や美術館にて、空間展示型の映像作品を多数発表。近年ではデザイン教育に軸足を置き、リアルタイム3DCGの活用について研究をしながら、大学や企業向けのレクチャーを多数展開。ワウ株式会社創業メンバー(現顧問)。東北芸術工科大学 映像学科 教授。グッドデザイン賞審査員(2013〜2022)。
北尾 雄一郎

北尾 雄一郎Kitao Yuichiro

ジェムドロップ株式会社 代表取締役/スタジオディレクター
高校生の頃からプログラミングに没頭し始め、趣味でゲーム制作を始める。1996年よりゲーム業界にてプログラマーとして様々な作品制作に携わった後、プロデューサーへ転向。2013年にゲーム制作会社「ジェムドロップ株式会社」を設立。「求められない物は創らない それ以上の物を創る」という信念のもとに、VR、家庭用向けゲーム開発、3DCGアニメ制作などを手がけ、2022年より自社開発ゲームのパッケージパブリッシングを開始。
塚原 爾奈

塚原 爾奈Tsukahara Jina

株式会社ランド・ホー 人事総務部副部長 採用広報課課長
1989年、セガ・エンタープライゼスにデザイナーとして入社。以来、背景制作を得意としてゲーム制作にあたる。代表作は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』で、今でも変わらないソニックの世界観を構築。1999年、「株式会社 ランド・ホー」を立ち上げデザインチームを率いる。2009年よりデザインの現場を離れプロジェクト全体のマネージメントを行う。現在は、採用・広報・営業と開発の周辺すべてをフォローする立場を担う。
柳 太漢

柳 太漢Yoo Taehan

デザインディレクター/アクセンチュア ソング
デザインディレクターとして、様々な企業のプロダクト・サービスの開発、事業・企業変革を支援。2021年、Campaign誌主催のAgency of the Yearにて、Strategic/Brand Planner of the Yearを受賞。共同開発として携わった『みんなの銀行』では、世界3大デザインアワードのRed Dot Design Awardにて、日本初の受賞となるBrand of the Yearを受賞した。グローバルレベルでの体験づくりをもとに、業界のソートリーダーシップとして国内外のカンファレンスでの発表も行う。2023年から女子美術大学に新設された共創デザイン学科で、次世代リーダー育成のための授業を受け持つ。

募集要項ENTRY GUIDELINE

募集部門

<アート&ニューメディア部門>

映像⾳響インスタレーション、ネットアートといったメディアアート作品をはじめ、スペキュラティブデザイン・現代美術作品を含むメディアやテクノロジーに対して批評性のある作品全般

<映像&アニメーション部門>

短編・長編アニメーション、VFX・CG映像、実験映像、ミュージックビデオをはじめ、VRアニメーション等テクノロジーを駆使した映像を含む映像・アニメーション作品全般

<ゲーム&インタラクション部門>

ゲーム作品、インタラクティブコンテンツ、ガジェットをはじめ、AR・VRコンテンツや研究室による研究開発プロジェクトを含むインタラクティブ性のある作品・プロジェクト全般

  • ※ 審査は作品を応募した部門ごとに審査されます。作品に応じた応募部門をお選びください。
  • ※ 同じ作品を複数の部門に応募することはできません。部門毎に別の作品を応募することは可能です。

募集期間

2023年7月12日(水)〜 9月29日(金) 17:00(日本時間)

応募資格

学生が制作した作品

  • ※ 2023年3月に卒業された方の卒業制作作品等も対象です。
  • ※ 学生が主体となって制作された研究室のプロジェクト等も対象です。

応募方法

YouTube、Vimeo、Google Drive、Dropbox、もしくはご自身のウェブサイト等に作品をアップロードした上で、
エントリーサイトから応募してください。

  • ※ 限定公開の作品も応募可能です。パスワードなどを併せてお知らせください。
  • ※ ゲームやアプリ、VR作品等のインタラクティブ作品については、紹介映像やプレイ動画を提出してください。実行ファイル・実機の提出は任意ですが、審査は原則映像で行います。映像とともに実機の提出を希望される際は下記住所までお送りください。

    任意提出の実行ファイル・実機の提出の例:
    ① Windowsで動作するexeファイル
    ② アプリケーションがインストールされたスマートフォン
    ③ VR動作機器一式

<送付先>

〒104-0045
東京都中央区築地1-12-22 コンワビル7F CG-ARTS CGC 担当宛
tel: 03-3535-3501

審査基準

  • 新しいことにチャレンジする姿勢が感じられるか
  • 優れたテーマやメッセージを持っているか
  • 表現に相応しいメディアやテクノロジーを用いているか
  • ユニークな発想や工夫で驚きや感動をあたえているか
  • ※ 作品に加えて応募資料のプレゼンテーション力も評価します。

審査体制

各部門ごとの審査会により、15作品程度の入選作品を決定します。
その後、入選作品の中から最優秀賞、優秀賞、奨励賞を決定し、それぞれに副賞が贈呈されます。
  • ※ 上記の賞に加え、パートナー企業によって選出されるパートナー賞を予定しています。

各賞

<アート&ニューメディア部門>

最優秀賞(1作品)、優秀賞(4作品)、奨励賞(2作品)

<映像&アニメーション部門>

最優秀賞(1作品)、優秀賞(4作品)、奨励賞(2作品)

<ゲーム&インタラクション部門>

最優秀賞(1作品)、優秀賞(4作品)、奨励賞(2作品)

パートナー賞

本コンテストのパートナー企業によって選出される賞
  • ※ 副賞は映像機材やソフトウェア等を予定しています。

実施スケジュール

  • 7月12日(水)〜 9月29日(金)
    作品募集
  • 2023年 10月~12月
    審査期間
  • 2024年 1月上旬(予定)
    審査員による講評会映像の公開(入選作品の発表)
  • 2024年 2月上旬(予定)
    受賞発表イベント(受賞作品の発表)

    ※ オンラインでも配信予定

  • 2024年3月〜7月(予定)
    オンライン作品展

お問い合わせ

CG-ARTS「CGC」事務局

https://www.cgarts.or.jp/cgc/contact/

〒104-0045
東京都中央区築地1-12-22 コンワビル7F